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水素エネルギーの導入

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水素エネルギーの導入

カテゴリ:HARUMI FLAGはどんな街?


未来のエネルギー「水素」を今日使う

水素エネルギーという言葉はよく耳にしますが、どこか近未来的な響きがあるというか、研究は進んでいるけど実用化されるのはもう少し先の未来なんだろうな、という印象を受けます。しかし、HARUMI FLAGにはすでに水素エネルギーが本格的に導入されております。

水素エネルギーはCO2フリーのクリーンなエネルギー源として、また未来の基幹エネルギーとして大きな可能性を秘めており、産官学で研究が進められてきました。

水素エネルギーには、大きく以下の4つのメリットがあると言われています。



メリット1 発電効率が高い

燃料電池を使って水素から電気を生み出すわけですが、その発電効率は既存の火力発電より優れています。


メリット2 環境負荷の低減

水素は利用段階でCO2を出さないため、CO2排出量削減に貢献します。


メリット3 貯蓄性が高い

水素は貯蓄性が高いため、例えば災害時の非常用電源のエネルギー源としても利用可能です。


メリット4 生産性が高い

水素は再生可能エネルギーをはじめとした多様なエネルギー源から製造可能で、高い生産性を誇ります。


HARUM FLAGでは、隣接地に整備される水素ステーションからパイプラインを通して水素が供給され、各マンションや商業施設のエネルギー源として活用されます。また、都市ガスや太陽発電も併用されるなど、街全体で脱炭素に取り組むとともに、災害などのもしものときでも安心できる、エネルギーの多重化・多様化も実現しています。



すべての街区で水素発電

HARUMI FLAGのすべての街区には、純水素型燃料電池(PEFC)が設置されます。PEFCは固体高分子型燃料電池とも呼ばれ、燃料電池として現在もっとも期待されている方式のひとつです。この純水素型燃料電池を住宅共用部や商業施設などの合計5箇所に設置し、建物共用部に電力を供給します。PEFCは出力調整や起動・停止を柔軟に行えるため、街区ごとの電力ピークに合わせた活用など、街全体のエネルギー効率向上の重要な一翼を担っています。また、発電時に発生する熱も無駄にはせず、Port Villageの共用浴場やPARK VILLAGEに設置される足湯施設などの給湯に利用されます。

PEFCで使用する水素は、隣接する晴海五丁目に整備される水素ステーションからパイプラインを通して供給されます。この水素ステーションでは、東京BRTの燃料電池バスへはもちろん、一般の燃料電池自動車への水素供給も行う予定です。また、ガソリンスタンドの付設も予定されていますから、街のカーライフの重要な拠点にもなりそうです。


各住居でも発電をしている

各住居には、都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を反応させて発電させる家庭用燃料電池「エネファーム」を設置しています。発電した電気は電力会社から供給される電気と合わせて住居内で利用します。電気をつくる場所と使う場所が同じであるため送電ロスなどの無駄のない電力利用が可能なシステムです。

PEFCと同じで、エネファームも発電をするときに発生する熱を使って約60度のお湯を沸かしてくれます。これらのお湯はキッチンやお風呂で利用でき、バックアップ熱源機もついているのでお湯切れの心配もありません。このバックアップ熱源機でつくられたお湯は、床暖房やミストサウナなどにも活用されます。

また、各住居には蓄電池も設置されており、電気使用量の少ないときに電力を貯め、使用量が増えたときは貯めた電気を使うというかたちで電力自給率も高めます。エネファーム自体が各家庭のエネルギー使用パターンを学習していくので、もっとも省エネな運転パターンで稼働し、発電量や電気料金を抑える仕組みになっています。

こうした仕組みによって、試算では年間のCO2排出量が約1トン削減され、光熱費も23%お得になります。



太陽光発電も最大限活用

三方向を海に囲まれ、遮蔽物がないという好立地を活かして、HARUMI FLAGでは太陽光発電も最大限活用しています。街区の全棟に設置した太陽光パネルで生み出したCO2フリーのエネルギーを共用電力に利用することでエネルギーの自給率を高め、系統電力への依存度を低減します。こちらも蓄電池に接続されていますから、電気使用量が少ない時間は余剰電力を蓄えておき、ピーク時に利用するという電気利用の効率化を図っています。



エネルギーの多重化・多様化で災害時に対応

上記で説明してきたような街区および住居レベルでのエネルギーの多重化・多様化は、環境負荷の低減や光熱費の削減だけではなく、もしもの災害時の対応力を高める役割も果たしています。

各街区に設置されたPEFCは、災害時においても外構部分の照明に電力を供給し続けるなどの役割を果たし、街が暗闇に包まれることを防ぎます。各家庭に設置されたエネファームは、停電が発生しても水道とガスさえ供給されていれば電気と熱を供給し続けてくれますし、蓄電池に貯めた電力を使って冷蔵庫やWi-Fiなどの情報通信機器、キッチンのダウンライトなどに給電できます。復旧までの時間は、これらの電源が頼りになるでしょう。また、エネファームのタンク内には130リットル(およそバケツ26杯分)の水がありますので、断水時の雑用水として活用できるのも安心です。

太陽発電で蓄電池に貯めた電気も、停電時の電源として活用されます。


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